野の花(春)
(2002.4.1撮影)

つくし

 トクサ科のシダ。河原、荒地、畑などにはえる。春になると、枝のない胞子茎(ツクシ)が出、頭部からたくさんの胞子を出す。ツクシはひたし物などにして食べる。
たんぽぽ

 キク科の多年草。山野や路傍にはえる。今や日本在来のタンポポは駆逐され、都市部にも進入。栄華を誇る。写真は西洋タンポポ。

じしばり

 キクカ科の多年草。水田の畦や畑などにはえる。細い茎が地面を縛るように広がりのびてこのように呼ばれる。

ひがんばな

 ヒガンバナ科の多年草。マンジュシャゲともいう。中国から渡来したといわれ、田んぼや堤などにはえる。春は草だけ伸び、夏はこの草がなくなり、秋に花を咲かせる。


おおいぬのふぐり

 ゴマノハグサ科の二年草。コバルトブルーの花が春を告げる。属名のVeronicaはゴルゴダの丘に向かうキリストの血や汗を拭き取った聖女ベロニカに由来し、その布は瑠璃色だったという。和名はちょっと品格がなく、果実を犬のふぐりに見立てたもので、洋の東西で命名に差が出た。

ほとけのざ

 シソ科の一〜二年草。畑やその縁にはえる。赤紫色の花を密につけ、葉は対生し2枚が一緒になって蓮台になり「仏座」の名で呼ばれる。ちなみに春の七草の「仏座」はコオニタビラコを指す。

なずな

 アブラナ科の二年草。畑や空き地などでなじみ深い雑草のひとつ。果実の柄を引き延ばし耳元で振ってカラカラとならし楽しんだ。ペンペン草ともいう。

からすえんどう

 マメ科の一〜二年草。春の路傍や土手の草はらにはえる。小さな蝶形花だが色鮮やかな紅紫色の花が咲く。和名は熟した莢が真っ黒になるのをカラスにたとえたもの。

のびる

 ユリ科の多年草。早春のノビル摘みは巡る春を伝えてくれる。全草にニラのにおいがして鱗茎は食用となる。

ひめのおどりこそう

 シソ科の多年草。肥沃な畑などに群れてはえる。葉はピラミッド形に密生し、独特な赤紫色の葉を帯びる。葉の間から唇形花をのぞjかせる。

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