太平洋海戦史



マレー沖海戦1941.12.10


 12月8日、英海軍東洋艦隊司令長官 : トーマス・フィリップス中将は日本軍のマレー侵攻部隊を攻撃すべく、戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」、巡洋戦艦「レパルス」他駆逐艦4隻で編成された「Z部隊」を率いて出撃した。一方、南遣艦隊司令長官小沢治三郎中将は作戦(上陸支援)終了後の帰途にあり、情報の遅れと悪天候と日没に阻まれ会敵決戦の機は熟さず、松永貞市少将の第1航空部隊にすべてをまかせた。12月10日、松永少将は早朝より航空索敵を実施、さらに発見時に備えて攻撃隊を上空待機させた。1145時英艦隊発見の報を聞き美幌航空隊の96陸攻8機の爆撃、次に元山航空隊の96陸攻17機による雷撃さらには鹿屋航空隊の一式陸攻26機等々の攻撃により「プリンス・オブ・ウェールズ」、「レパルス」等英艦隊は海の藻屑となった。これ以降、戦艦は航空機に海戦の主役の座を明け渡すことになった。

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