
太平洋海戦史
コロンバンガラ島沖海戦1943.7.12
クラ湾海戦第3水雷戦隊司令部が壊滅したことを受け、連合艦隊司令部は7月7日、伊崎俊二少将麾下の第2水雷戦隊に増援輸送部隊の指揮を命じた。
7月12日伊崎少将は、軽巡「神通」駆逐艦「清波」「雪風」「浜風」「夕暮」「三日月」の6隻を警戒隊に、また駆逐艦「皐月」「水無月」「夕凪」「松風」の4隻を輸送隊に配置編成した。
ウォーデン・エインスワース少将率いる第18任務部隊>は、日本軍の「東京急行」を阻止するために再びクラ湾に出撃し、午後11時お互いに探知戦闘を開始した。旗艦「神通」はレーダー照準され集中砲火を受け大破炎上した。しかし、砲火を受ける前に「神通」が放った魚雷は軽巡「リアンダー」に命中、米艦隊は魚雷再装填のため一時戦場を離脱した。午前0時過ぎ接近してくる日本艦隊を探知。砲雷撃戦を再開したが、日本軍の巧みな雷撃により軽巡「セントルイス」「ホノルル」は大破、「グウィン」は沈没した。
結果は、花の二水戦の奮闘により勝利を収めたが、戦局を転換するほどの影響はなかった。