太平洋海戦史


い号作戦1943.4.7〜14

 日本軍はガダルカナル島から撤退したが、日増しに米軍の圧力がニューギニア方面そしてソロモン方面へと強まっている。連合艦隊司令長官の山本五十六大将はこのような状況を打開すべく、「い号作戦」を発動した。これは、草鹿任一中将の第11航空艦隊と小沢治三郎中将の第3艦隊が保有する作戦機をラバウル周辺の基地に集結し、その全航空兵力をもって ソロモンおよびニューギニア方面の連合軍を撃破しようというものである。
 作戦は、4月7日、11日、12日、14日にそれぞれ実施し、戦果は駆逐艦1隻、その他の艦4隻、基地機25機であったが日本軍は43機の損失を出し、実質的に作戦は失敗であった。

 「い号作戦」終了後の4月18日、山本長官は前線兵士の激励と視察のため、ブーゲンビル島のブイン基地およびショートランド島へ向かう途中、16機のP38戦闘機の待ち伏せにあい、連合艦隊の総帥たる山本五十六大将はブイン上空に散った。合掌

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