
太平洋海戦史
ヘンダーソン基地艦砲射撃1942.10.13
山本五十六連合艦隊司令長官は、高速輸送船団による第2師団主力の輸送を成功させるために自ら戦艦「大和」に座乗し、戦艦によるヘンダーソン基地艦砲射撃を決意した。しかし栗田健男中将の反対によりまずは栗田中将率いる第3戦隊の戦艦「金剛」「榛名」がルンガ泊地に突入することになった。
10月13日、突入艦隊は米軍に発見されることなく午後11時31分射撃コースに入り7分後艦砲射撃を開始した。ヘンダーソン飛行場はたちまち炎につつまれ、予想もしなかった攻撃により兵員はパニックとなった。午前0時過ぎ反転再度の攻撃コースに入り砲撃を再開した。攻撃は「金剛」は三式弾104発、一式弾331発、副砲27発、「榛名」は零式弾189発、一式弾294発、副砲21発を放ち砲撃終了後北方へ進路を向けた。
この攻撃により、米軍の被害は航空機98機のうち直ちに使用可能機24機まで減じ、燃料と爆弾のほとんどが消失した。
この間に高速輸送船団は物資、兵員の揚陸を成功させたものの空母「ホーネット」の艦載機による爆撃を受け、揚陸した物資のほとんどを消失してしまった。